健康宣言

 大阪ソーダは、社員のエンゲージメントを高め、生産性、創造性、モチベーションを最大限に引き出すため、社員とその家族の心身の健康の保持・増進と、いきいきと安心して働ける職場環境の確保を目的として、健康経営に取り組みます。

代表取締役 社⻑執⾏役員 寺田 健志

基本方針

  1. 従業員とその家族がヘルスリテラシーを高めて、心身の健康の保持・増進に自律的に取り組めるよう、意識啓発のための情報提供や機会づくりに努めます。
  2. 多様な人材がいきいきと安心して働ける職場環境づくりを⾏うとともに、職場のコミュニケーションの活性化を図り、風通しの良い職場風土の醸成に努めます。
  3. 健康を重要な経営課題と位置づけ、各種施策に積極的に取り組むとともに、その効果の検証と改善を継続します。

推進体制

 当社は、2020年度より経営課題のひとつとして健康経営に取り組んでいます。2023年9月より、本社に保健師を常駐し健康経営推進のための体制を再整備しました。現在は、人事部を中心として、RC委員会(安全衛生委員会)、サステナビリティ委員会など各会議体との連携を図り、KPIを共有し、PDCAサイクルに基づき継続的な改善を図ることで、健康経営を着実に推進しています。

戦略マップ

<当社グループの経営課題と健康経営の取り組み>

取り組み内容と指標管理

 管理職の健康経営への理解と実践を促進し、ワークエンゲージメントの高い従業員を増やすことで、健康的で生き生きと働ける職場づくりを目指します。また、生活習慣病の予防、疾病リスクの低減が、どのように生産性の向上につながっているかについて効果検証を行い、施策の有効性を常にブラッシュアップしていきます。

<健康課題と指標管理>

(年度)

目標値

2022

2021

2020

健診有所見者率※1

30%未満

32.3%

32.0%

健診有所見者の再検査・精密検査受診率

70%以上

39.4%

40.7%

メンタル不調による休業率2

0.6%未満

0.6%

0.5%

有給取得率

70%以上

75.8%

72.1%

68.6%

※1: 要再検査・要精密検査者を対象として集計

※2:全社員のうち、連続一か月以上のメンタル疾病による欠勤休業者が占める比率

<定期健康診断の実施、健診後のフォロー>

 2022年の定期健康診断の受診率は100%を維持しています。各事業所の健康管理担当者より、精密検査・再検査が必要と判断された従業員への受診勧奨を行い、受診結果の報告を義務づけています。今後は保健師による保健指導・受診勧奨を強化し、受診率向上に向けてより効果的な方法を実施していきます。

<メンタルヘルス対策の実施>

メンタル不調に自ら気づき、早期に対応する予防の観点を浸透するため、年1回ストレスチェックを行っています。

2012年から一般社員向けにメンタルヘルス研修を行っています。2023年からは、エンゲージメンタルサーベイを取り入れ、よりポジティブなメンタルヘルスの取り組みを推進しています。また、高ストレス職場へのヒアリングを通して、ストレスの実態を把握し、人員補充などの具体的な改善策を講じています。さらには2023年9月より、保健師・公認心理師が常駐し、社員が相談しやすい体制づくりを進めています。

<過重労働、長時間労働の抑制>

フレックスタイム制度、勤務間インターバルの導入、在宅勤務制度の活用により、長時間労働の是正に努めています。月60H以上の長時間労働対象者には、産業医面談を必須とし、健康状態の把握を行っています。

<ヘルスリテラシーの向上>

健康サポートアプリ、eラーニングの活用、ウォーキングイベントの開催など、従業員が楽しみながら身近に健康を意識できる仕組みづくりを推進しています。