廃棄物削減および資源の有効活用における基本的な考え方

当社グループは、「地球環境との調和に配慮し、環境負荷低減および地球温暖化抑制を図ります」という環境保全の基本方針のもと、廃棄物の再資源化や自社内での再利用といった資源の有効活用(循環利用)に積極的に取り組んでいます。廃棄物の管理においては、法令遵守を徹底するとともに、各拠点で独自の管理基準を設定し、環境負荷を低減するための自主的な取り組みを実施しています。また、廃棄物を資源と捉え、有効活用を通じて新たな価値を創出することに努めています。

廃棄物削減の目標達成に向けて

当社グループは、2030年度に産業廃棄物発生量に対する最終埋立処分率を1%未満とする目標を掲げ、ゼロエミッションの実現を目指しています。当社グループは、多種多様な化学製品を製造しており、その過程においてさまざまな廃棄物が発生します。主に、汚泥や廃液、エネルギーを得るために燃焼した固体燃料の燃えがら、洗浄液、廃プラスチック、不要となった設備などが廃棄物となります。当社グループでは、特に国内で発生する廃棄物量の約4割を占める汚泥の再資源化に積極的に取り組んでいます。

2024年度の最終埋立処分量は717トンとなりました。再資源化を推進したことにより最終埋立処分率は、2.4%と前年度に比べて1.0ポイント減少しました。さらに、有機性汚泥や燃えがらの再資源化に注力し、埋立処分量の削減を継続的に推進しています。

最終埋立処分率

単位

2022年度

2023年度

2024年度

産業廃棄物発生量

32,811

36,944

30,374

再資源化量

29,922

35,015

29,124

再資源化率

%

91.2

94.8

95.9

最終埋立処分量

2,068

1,262

717

最終埋立処分率

%

6.3

3.4

2.4

※大阪ソーダグループ国内拠点

産業廃棄物処理施設の維持管理状況

廃棄物の処理及び清掃に関する法律 第15条の2の3第2項に基づく、産業廃棄物処理施設の維持管理状況の公表

 

該当する廃棄物焼却施設については稼働を休止しています。

産業廃棄物処理施設の維持管理状況につきましては、再稼働後速やかに更新いたします。

資源の有効活用・循環利用

塩水マッドの減容化・再資源化

当社は、西日本を中心とした4工場で電解事業を行っており、電解から発生する塩水マッドの再資源化に積極的に取り組んでいます。これまで埋立処分を行ってきた塩水マッドについて再資源化への転換を推進した結果、2024年度に100%再資源化を達成しました。

自社内での再利用推進

当社では、製造工程から副生した有機塩素系化合物を原料とした塩酸製造設備、廃液燃焼設備で塩酸と蒸気を回収し、資源とエネルギーに再利用するシステムを設置し、廃棄物の削減を行っています。このプロセスにより回収された蒸気は、工場のエネルギー源として再利用され、化石燃料の使用量削減に寄与しています。

大気汚染の防止に向けて

当社では、SOx(硫黄酸化物)およびNOx(窒素酸化物)、ばいじんなど大気汚染物質の排出量について所轄の自治体と公害防止協定を結び、さらに法令の要求するレベルを上回る自主管理基準を設定し、遵守しています。

単位

2022年度

2023年度

2024年度

SOx(硫黄酸化物)

2.4

3.2

3.9

NOx(窒素酸化物)

97.1

68.4

70.4

ばいじん

4.4

4.7

5.7