中核人材の登用等における多様性の確保の考え方

当社グループは、国籍、ジェンダー、新卒・中途等に関わらず、適材適所に人材を登用することとしており、多様な人材が互いを尊重し共に活躍することができる職場環境の整備に取り組んでいます。

当社グループの管理職には、多様なキャリアを持つ中途採用人材が多数活躍しており、当社グループの管理職に占める中途採用者の割合は2024年3月末時点において43.1%となっております。また、当社グループの管理職に占める外国人の割合は、2024年3月末時点において8.3 %であり、今後のグローバル展開を見据え、この割合をさらに高めるよう取り組んでまいります。

当社グループのマテリアリティの一つである「働きやすい職場づくりと人材育成」において、多様な人材の価値観を取り入れ、一人ひとりが働きがいを持てる労働環境づくりを目指すため、女性活躍推進、ワークライフバランスの推進における目標を定め、取り組みを進めています。

多様性の確保に向けた社内環境整備方針

当社グループは、多様な人材が安心して存分に実力を発揮できる職場環境を構築すべく、フレックスタイム、勤務間インターバル、在宅勤務制度等を整備しています。加えて、男性社員の育児休業取得を促進し、多様な働き方に、より理解のある職場風土の醸成に取り組んでいます。また、国籍、ジェンダー、新卒・中途採用者等の属性に関わらず、経営戦略に連動して適材適所に人材を登用し、多様な人材が互いに尊重し共に活躍することができる職場環境の整備に取り組んでいます。

指標と目標

単位

目標値

現在値

女性管理職比率(連結)

%

8.7以上

6.9

新卒採用者数に占める女性比率(連結)

20.0以上

20.8

年次有給休暇取得率

%

70.0以上

81.8

男性育児休業取得比率(連結)

%

取得推進

64.3

ダイバーシティ推進の取り組み

行動計画

大阪市女性活躍リーディングカンパニー3つ星認定

当社は2024年5月に、2年連続で大阪市が推進する「大阪市女性活躍リーディングカンパニー」3つ星の認証を受けました。

社内環境の再整備に向けて

当社は、2024年2月に老朽化が進んでいた尼崎工場の事務棟を建て替え、職場環境の再整備を行いました。新たな事務棟は、品質保証部門が一体となった施設となっており、業務効率の向上が図られています。

また、2025年8月には、本社を大阪の新たなランドマークであるJPタワー大阪(大阪市北区)へ移転いたします。当社グループは、現在進行中の中期経営計画の基本方針の一つに掲げる「サステナビリティ経営の推進」にいおいて、働きやすい職場環境づくりや社員エンゲージメントの向上に取り組んでいます。新オフィスでは、開放的なフロア設計によりコミュニケーションを活性化し、生産性の向上を目指します。

今後さらに社内環境の再整備を進めるとともに、創立120周年を迎える2035年のありたい姿として掲げる「社員が実力を存分に発揮できる企業」の実現に向けた取り組みを加速させてまいります。

JPタワー(本社)
2025年8月移転予定
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JPタワー(本社)
2025年8月移転予定
新事務棟(尼崎工場)
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新事務棟(尼崎工場)