内部統制システム構築の基本方針
当社では、2015年4月20日の取締役会において、内部統制システム構築の基本方針に関して以下のとおり決議を行っており、これに基づき運用しています。
内部統制システム構築の基本方針
Ⅰ.取締役および使用人の職務の執行が法令および定款に適合することを確保するための体制
Ⅱ.取締役の職務の執行に係る情報の保存および管理に関する体制
Ⅲ.損失の危険の管理に関する規定その他の体制
Ⅳ.取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制
Ⅴ.企業集団における業務の適正を確保するための体制
Ⅵ.監査役の職務を補助すべき使用人に関する体制と当該使用人の取締役からの独立性に関する事項
Ⅶ.取締役および使用人が監査役に報告をするための体制その他の監査役への報告に関する体制および監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制
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内部統制システムの運用状況(2023年度)
- 当社では、コンプライアンス委員会および専門委員会(情報管理委員会、貿易委員会、 公正取引管理委員会)を年2回開催し、当社グループにおけるコンプライアンスについて調査、監督を行っています。また、当社は、当社グループの役員・使用人に対するコンプライアンス教育を適宜実施しています。内部監査室は、当社およびグループ各社に対する内部監査を実施し、業務監査結果については、代表取締役および監査役会に、財務報告に係る内部統制監査の結果については経営会議および取締役会に、それぞれ年1回報告を行っています。
- 当社では、レスポンシブル・ケア委員会を年2回、品質保証委員会を年2回それぞれ開催し、当社グループにおける環境保全、保安防災、労働安全および生産・製造リスクについて、情報収集、分析および評価を行っています。
- 2023年度においては、取締役会を13回開催し、法令、定款および取締役会規則に定められた経営上重要な事項の決定および業務執行の監督を行いました。また、経営会議を適宜開催し、職務執行上、重要な事項についての代表取締役の意思決定の理解、浸透を図っています。
- 当社グループ各社は、内部監査室による内部監査を受けるほか、月1回取締役会および監査役にその業務状況の報告を行っています。
- 2023年度においては、監査役会を12回開催し、監査方針等の監査役の職務に関する決定を行うとともに、監査役相互間の情報共有を図っています。 また、監査役は、取締役会ほか重要な会議への出席ならびに経営上重要な事項について当社グループの取締役・使用人からの報告および調査等を行い、取締役の職務執行の状況を把握、監査を行っています。さらに、内部監査室および会計監査人と定期的に情報交換する等、緊密に連携をとり、監査の実効性確保を図っています。