中期経営計画「EMPOWER THE NEXT-22」

当社グループは、中期経営計画「EMPOWER THE NEXT-22」(2021~2022年度)を策定しました。

創立120周年を迎える2035年度の「ありたい姿」の実現に向けて、「サステナブルな社会の実現」、「グローバル競争力の追求」、「社員とともに成長する企業」の3つにフォーカスした経営を推進し、一層の企業価値の向上と競争力の強化を図ってまいります。

連結業績目標(2022年度)

中期経営計画「EMPOWER THE NEXT-22」の連結業績目標

※収益認識に関する会計基準(企業会計基準第29号)等を適用した金額
拡大
※収益認識に関する会計基準(企業会計基準第29号)等を適用した金額

基本方針

1.レジリエントな事業基盤の構築

化学品事業、機能材事業、ヘルスケア事業をコア事業と位置づけ、各事業の強靭化戦略を推進しています。

セグメント 事業 取組み
基礎化学品 化学品事業 機能材事業、ヘルスケア事業の成長戦略を支える収益基盤として、事業環境の
変化に強く、安定した収益を生み出す体制を構築します。
機能化学品 機能材事業 当社グループの成長エンジンとして、グローバルニッチトップ製品の市場の
深耕、新規用途の開拓、新製品の上市に取り組みます。
ヘルスケア事業 医薬品のモダリティ変化(治療手段の多様化)に対応し、医薬品原薬・中間体
および医薬品精製材料の既存事業の拡大や新規案件の獲得に向けた技術・品
揃えの充実を図ります。

2.マーケットイン型開発の推進

事業部門主導により顧客ニーズを的確に把握して新製品を企画し、研究開発部門が迅速に開発することにより、早期上市を図ります。特に、「モビリティー」、「情報・通信」、「環境・エネルギー」、「健康・ヘルスケア」の領域において、独創性を活かした開発テーマを推進しています。

モビリティー

CASE、MaaS、Society5.0がもたらすモビリティーの電動化を支える機能素材の開発を目指しています。

主な開発テーマ

  • 超高耐熱アクリルゴム
  • センサー・アクチュエータ
  • ポリマーアロイ
  • 熱マネージメント材料 など

情報・通信

スマート社会の基礎となる高度通信ネットワークにおいて必要とされる製品の開発を推進しています。

主な開発テーマ

  • 高性能カーボンナノチューブ
  • 銀ナノ粒子
  • 低誘電正接樹脂材料
  • 5G用光学材料 など

環境・エネルギー

エネルギー効率の向上や製品の長寿命化、無溶剤化などにより環境負荷低減や省エネルギー化に貢献する材料を開発しています。

主な開発テーマ

  • 全固体電池用高イオン導電性材料
  • LIB用ポリマー電解質
  • 水系負極バインダー
  • 新規タイヤ用カップリング剤 など

健康・ヘルスケア

新しい医薬品精製材料・技術、アンチエイジング素材の開発を推進し、健康寿命の延伸やQOLの向上に役立つ製品の創出を目指しています。

主な開発テーマ

  • バイオ医薬品用精製材料
  • 抗体精製用タンパク
  • 医薬品原薬・中間体(高薬理・バイオ)
  • アンチエイジング素材 など

3.SDGsへの取り組み

企業活動全般を通じて持続可能な地球環境の実現に貢献すべく、既存事業の強化および新製品開発を通じた競争優位の確立により、持続的成長が可能な企業グループを目指しています。

 

  • 事業活動においては、既存製品・事業での貢献に加え、新製品・新規事業の開発方針にSDGsを反映し、社会課題の解決と新たな成長機会の創出を目指しています。
  • 企業の社会的責任として、環境と安全に配慮したものづくりと働きやすい職場づくりを推進します。さらに、温室効果ガスの排出削減目標をはじめとする非財務目標への取り組みを強化いたします。

4.企業文化・組織風土の改革

新たな経営理念体系の下で、業務システムおよび人事制度を刷新するとともに全階層にまたがる業務改革活動を通じ、組織力・人材力の底上げを図ります。

(1)経営理念の実践と定着

新たな経営理念体系の下で当社社員としてのあるべき姿の再定義と浸透を図ります。

 

(2)システムを活用した業務の効率化

業務フローをより効率化するシステムを導入・活用することで生産性の向上を図ります。

 

(3)人事制度の刷新

組織マネジメントの浸透と自律型人材の育成を目指します。