バイオ技術を活用した豊富なエビデンスに基づく機能性素材

 

β-グルカンは自然界ではキノコなどに含まれ、免疫機能の向上や抗腫瘍効果が知られています。
当社グループは光学活性化合物のバイオ光学分割技術を応用して、発酵法による黒酵母由来のβ-グルカン「アクアβ™」の開発しました。
「アクアβ™」は、腸管免疫の賦活化効果、アレルギーの低減効果、自律神経への働きかけによる抗ストレス効果、食後血糖の低減効果、胃腸粘膜の保護効果などを持つことが科学的に証明されています。これらを基にサプリメントやドリンクなどの機能性食品として製品化されるほか、化粧品素材、ナノ分散剤などの機能素材への展開が期待されています。

また、β-グルカン包接技術を用いて難水溶性の天然成分を水分散し安定化する技術を確立し、この技術を活用した化粧品原料を販売しています。

製品・用途

健康食品

化粧品

β-グルカンを配合した製品の製造および販売は、グループ企業であるDSウェルフーズ(株)が行っています。
詳しくは、DSウェルフーズ(株)のWebサイトをご覧ください。

製品情報

黒酵母由来β-グルカン「アクアβ™」

「アクアβ™」は、β-1,3-1,6-グルカン構造を有し、高分岐(β-1,3/β-1,6-結合の比90%以上)で、重量平均分子量が10万と非常に小さく、水に対して高い溶解度を示します。さらに独自の低粘度化技術により、ドリンクやサプリメント等に加工しやすい素材となっています。
「アクアβ™」は菌体を含まず、低分子成分を取り除いているため、高純度を維持しています。

また、「アクアβ™」は食品および化粧品に適応した安全性データを取得しています。
さらに「アクアβ™」には豊富なエビデンス効果が見出されています。

アクアβ™の機能性

「アクアβ™」の機能性はヒトでも確認されており、その必要量は1日あたり数mgから数十mgが目安と言われています。また、他のβグルカンの10-100倍の低濃度で効果が認められます。
β-グルカン分子は、腸壁にあるパイエル板から取り込まれ体内に吸収されます。
「アクアβ™」は、200-300nmサイズのナノ微粒子で分散溶解しており、他のβ-グルカンに比べ高い溶解度を持つため腸管で作用し易くなっています。

β-グルカン包接材への応用

当社の黒酵母β-1,3-1,6-グルカンは、水難溶性化合物や酸化チタンなどを高分子鎖の中に包接することにより水分散を可能とします。例えば、古くから生薬として知られるシコニンもこの性質を利用することで高い水分散性・安定性を与えることが可能になりました。シコニン分散液は現在、化粧品原料「WAKI」として展開しています。

お問い合わせ

製品・事業に関するお問い合わせ先

大阪ソーダの製品や事業内容に関するご質問・ご相談はこちらよりお問い合わせください。

製品・事業に関するお問い合わせ